2020年9月26日
大津絵展へ〜
今ちょうど江戸もののお芝居の仕事をしているのですが、江戸の絵って浮世絵しかないのかなあと思っていたら大津絵なるものがあるということをたまたま見かけた展覧会のチラシで知りました。

大津絵は庶民が気軽に買える土産絵として滋賀の大津から広まったそうです。素朴&ユーモアある無銘の絵はその後名だたる文化人たちが欲しがりコレクション合戦になったそうです。
このチラシの鬼の絵は柳宗悦が18年かかってやっと所有できたそうで、どの鬼よりも上手でいい鬼でした。というか、いい絵はだいたい柳宗悦が所蔵していました。(おさがりはだいたい内田六郎へ)魯山人所蔵の絵はどうってことのない絵だったのですが、パンフレットの蔵者相関図に「宗悦と微妙な関係」と書いてあったのでおさがりもらえなかったのかな。
しかし可愛いかったです。奴の行水なんて最高!お猿もよかった。どうしてああ描けるのか。さまざまな画題をさまざまな絵師たちが描いているので見比べるのも楽しいですし「大津絵+文化人らのコレクション」という展覧会の構成もよかったです。庶民が庶民のために描いた無銘の絵というのがいいですよね〜。